【作り方解説】教育版マインクラフトのメイクコード(MakeCode)のテレポートブロックで簡単に洞窟を見つけられるコードを作ってみた!

教育版マイクラのメイクコード(MakeCode)のテレポートブロックで簡単に洞窟を見つけられるコードを作りました。
メイクコード(MakeCode)を使うと、コマンドブロックを使った場合よりも簡単にやりたいことを実現できるケースもあります。Pythonのコードについても本ページに記載しました。

MakeCodeプログラミングで、簡単に洞窟を見つけられるコードの作り方

メイクコード(MakeCode)のソース

 

東西南北にEWNSという形のブロックを設置するコード
  1. 「compass」というコマンドを作成
  2. コマンドを実行したプレイヤーの位置から、南20ブロックの地点にSという文字の形の金ブロックを設置
  3. 北20ブロックにNという文字の形の金ブロックを設置
  4. 東20ブロックにEという文字の形の金ブロックを設置
  5. 西20ブロックにWという文字の形の金ブロックを設置

 

鉄のシャベルを使ったら北方向にテレポートする
  1. 鉄のシャベルを持って右クリックしたときに実行される。
  2. 処理3を10回繰り返す。
  3. プレイヤーを北に1ブロックテレポートする。

 

鉄のツルハシを使ったら南方向にテレポートする
  1. 鉄のツルハシを持って右クリックしたときに実行される。
  2. 処理3を10回繰り返す。
  3. プレイヤーを南に1ブロックテレポートする。

 

リンゴを使ったら東方向にテレポートする
  1. リンゴを持って右クリックしたときに実行される。
  2. 処理3を10回繰り返す。
  3. プレイヤーを東に1ブロックテレポートする。

 

ダイヤモンドを使ったら西方向にテレポートする
  1. ダイヤモンドを持って右クリックしたときに実行される。
  2. 処理3を10回繰り返す。
  3. プレイヤーを西に1ブロックテレポートする。

 

プレイヤーに暗視効果を与える
  1. メイクコードのスタートボタンを押したときに実行される。
  2. プレイヤーに600秒間(10分間)、強さ255で暗視の効果を与える。

 

鉄の延べ棒を使ったら下方向にテレポートする
  1. 鉄の延べ棒を持って右クリックしたときに実行される。
  2. プレイヤーを下に10ブロックテレポートする。

 

金の延べ棒を使ったら上方向にテレポートする
  1. 金の延べ棒を持って右クリックしたときに実行される。
  2. プレイヤーを上に100ブロックテレポートする。
コマンド実行後のログを表示させないコマンド

・チャット欄で実行したログを非表示にしたいときに、以下のコマンドを実行します。MakeCodeで実行した際のログを非表示にしたいときは、以下のコマンドを実行してください。
/gamerule sendcommandfeedback false

・コマンドブロックで実行したログを非表示にしたいときは、以下のコマンドを実行してください。
/gamerule commandblockoutput false

石レンガで方位を確認する

石レンガの模様を確認して下さい。T時模様の縦棒方向が南です。

メイクコード(MakeCode)のソース:Python

# 「compass」というコマンドを作成

# コマンドを実行したプレイヤー位置から、南20ブロックの地点にSという文字の形の金ブロック、北20ブロックにN、東20ブロックにE、西20ブロックにWという形のブロックを設置

def on_on_chat():

    blocks.print(“S”, GOLD_BLOCK, pos(0, 0, 20), WEST)

    blocks.print(“N”, GOLD_BLOCK, pos(0, 0, -20), WEST)

    blocks.print(“E”, GOLD_BLOCK, pos(20, 0, 0), SOUTH)

    blocks.print(“W”, GOLD_BLOCK, pos(-20, 0, 0), SOUTH)

player.on_chat(“compass”, on_on_chat)

 

# 鉄のシャベルを使ったとき、プレイヤーを北に1ブロックテレポートを10回させる

def on_item_interacted_iron_shovel():

    for index3 in range(10):

        player.teleport(pos(0, 0, -1))

player.on_item_interacted(IRON_SHOVEL, on_item_interacted_iron_shovel)

 

# 鉄のツルハシを使ったとき、プレイヤーを南に1ブロックテレポートを10回させる

def on_item_interacted_iron_pickaxe():

    for index4 in range(10):

        player.teleport(pos(0, 0, 1))

player.on_item_interacted(IRON_PICKAXE, on_item_interacted_iron_pickaxe)

 

# リンゴを使ったとき、プレイヤーを東に1ブロックテレポートを10回させる

def on_item_interacted_apple():

    for index2 in range(10):

        player.teleport(pos(1, 0, 0))

player.on_item_interacted(APPLE, on_item_interacted_apple)

 

# ダイヤモンドを使ったとき、プレイヤーを西に1ブロックテレポートを10回させる

def on_item_interacted_diamond():

    for index in range(10):

        player.teleport(pos(-1, 0, 0))

player.on_item_interacted(DIAMOND, on_item_interacted_diamond)

 

# ナイトビジョン効果をプレイヤーに適用

mobs.apply_effect(NIGHT_VISION, mobs.target(LOCAL_PLAYER), 600, 255)

 

# 鉄の延べ棒を使ったとき、プレイヤーを下に10ブロックテレポートさせる

def on_item_interacted_iron_ingot():

    player.teleport(pos(0, -10, 0))

player.on_item_interacted(IRON_INGOT, on_item_interacted_iron_ingot)

 

# 金の延べ棒を使ったとき、プレイヤーを上に100ブロックテレポートさせる

def on_item_interacted_gold_ingot():

    player.teleport(pos(0, 100, 0))

player.on_item_interacted(GOLD_INGOT, on_item_interacted_gold_ingot)

教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)とは?

教育版マインクラフトは、教育のために特別に設計されたMinecraftのバージョンです。学生たちにクリエイティブな問題解決やコラボレーション、コミュニケーションのスキルを身につけさせることを目的としています。さらに、MakeCodeやPythonなどのプログラミングも学べることが特徴です。教師向けのツールや教材、教育コンテンツが追加されており、学習環境に適した機能が提供されています。

また、2021年6月より個人利用も可能になりました。