【作り方解説】教育版マイクラのメイクコード(MakeCode)でザ・ワールド以上の能力を与えてみた!

教育版マイクラのメイクコード(MakeCode)で、ザ・ワールド以上の能力をプレイヤーに与えるプログラムの解説です。
メイクコード(MakeCode)を使うと、コマンドブロックを使った場合よりも簡単にやりたいことを実現できるケースもあります。Pythonのコードについても本ページに記載しました。

メイクコード(MakeCode)でザ・ワールド以上の能力を与えるやり方!

メイクコード(MakeCode)のソース

 

プレイヤーがリンゴを使ったら、中に連結したブロックが実行されるブロック。

 

プレイヤーから半径50ブロック以内のすべてのエンティティを変数mobsに代入するブロック。

 

family属性でモブを抜き出すブロック。

mobをmonsterにすれば、敵対的モブのみを抜き出すことも出来る。

また、属性はtypeも使用できる。引数をtype, !playerとしてもプレイヤー以外のモブを抜き出すことが出来る。

 

変数mobsに代入されているモブが、自分の2ブロック上にテレポートするコマンド(tp ~~2~)を実行するブロック。

このタイプのブロックは、コマンドを実行する対象と実行場所を指定できるのdでexecuteコマンドに近い処理ができる。

 

変数mobsに代入されているモブが、自分の顔を10秒間だけ大きくするコマンド(playanimation @s animation.chicken.baby_transform none 10)を実行するブロック。

 

変数mobsに代入されているモブが、同じ場所で45度だけ横回転するコマンド(tp ~~~ ~45 ~)を100回繰り返すブロック。

メイクコード(MakeCode)は教育版マインクラフトか、統合版マインクラフト+Code Connection for Minecraftでしか利用できないので注意してください。

 

メイクコード(MakeCode)のソース:Python

mobs2: TargetSelector = None
def on_item_interacted_apple():
    global mobs2
    #変数mobs2にプレイヤーから50ブロック以内のエンティティを代入
    mobs2 = mobs.near(mobs.target(ALL_ENTITIES), player.position(), 50)
    #family属性=mobのみを抜き出す
    mobs2.add_rule(“family”, “mob”)
    #変数mobs2のモブがtpコマンドを実行
    mobs.execute(mobs2, pos(0, 0, 0), “tp ~~2~”)
    #変数mobs2のモブがplayanimationコマンドを実行
    mobs.execute(mobs2,
        pos(0, 0, 0),
        “playanimation @s animation.chicken.baby_transform none 10”)
    #100回繰り返す
    for index in range(100):
        #変数mob2のモブがtpコマンドを実行
        mobs.execute(mobs2, pos(0, 0, 0), “tp ~~~ ~45 ~”)
#リンゴを使ったら、関数on_item_interacted_appleが実行
player.on_item_interacted(APPLE, on_item_interacted_apple)
教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)とは?

教育版マインクラフトは、教育のために特別に設計されたMinecraftのバージョンです。学生たちにクリエイティブな問題解決やコラボレーション、コミュニケーションのスキルを身につけさせることを目的としています。さらに、MakeCodeやPythonなどのプログラミングも学べることが特徴です。教師向けのツールや教材、教育コンテンツが追加されており、学習環境に適した機能が提供されています。

また、2021年6月より個人利用も可能になりました。