KIDSPROは、オンライン講座を05/25(土)、05/26(日)に実施します。
MITメディアラボが開発したモバイルコーディングアプリOctoStudioで、スマホを振ったらフリスビーを投げる事が出来て、ゾンビを倒すゲームを作りプログラミングの楽しさを学びます。
振ったらフリスビーが飛び、ゾンビを倒すゲームを作ろう!
振ったらフリスビーが飛び、ゾンビを倒すゲームを作り、メッセージング、イベントブロック、並列処理について学びます。
日時: 2024/05/25(土) & 2024/05/26(日) 17:30 ~ 18:30
場所: オンライン講座
対象: KIDSPROスクール生、KIDSPRO eラーニングをご利用の方
必要なもの: OctoStudioをインストールしたスマホ、またはタブレット(パソコンは非対応です)
費用: 無料
OctoStudioのインストール方法
OctoStudioのインストール方法はこちらをご覧ください。
必要なスクリプトと背景
フリスビーのスクリプト
フリスビーの初期設定スクリプト
スタートボタンをタップすると、フリスビーは引数をタップして設定した座標(X座標=160、Y座標=0)である、ステージの下中央に移動する。
フリスビーを投げるスクリプト
- スマホやタブレットを振ると、メッセージ「なげる」が送信される。
※メッセージは他のすべてのスプライトにも送信され、自分自身にも送信され受診することが出来ます。 - メッセージ「なげる」を受け取ったフリスビーは、処理3-5の(A)のメッセージ「なげる」を受け取ったときハットブロック、処理6の(B)のメッセージ「なげる」を受け取ったときハットブロックの下に連結されているスクリプトを同時に実行する。
※並列処理で2つ以上のスクリプトを同時に実行させたい場合には、自分自身で送信したメッセージをきっかけとして、2つ以上のスクリプトを同時に実行するやり方が一般的です。 - メッセージ「なげる」を受け取ると、「スイング」の音を鳴らすと同時に、処理4の「動く」ブロックを実行する。
- 70ピクセル30度の方向(右斜め上方向)に普通のスピードで動き、次に「10ピクセル15度の方向(右斜め上)」→「40ピクセル0度の方向(真上)」→「10ピクセル345度の方向(左斜め上)」→「40ピクセル330度の方向(左斜め上)」にフリスビーが動く。
※この処理により、フリスビーは右にカーブするように上方向に移動します。 - 「1」秒間スクリプトの実行を停止し、初期設定スクリプトで設定した座標と同じX座標=160、Y座標=0に瞬間移動し、一瞬で100%の大きさに戻る。
※この処理により、フリスビーは初期設定スクリプトと同じステージ下中央に瞬間移動し、大きさも100%の大きさに戻ります。フリスビーの大きさを100%に戻す理由は、以下に説明する処理6にフリスビーの大きさが小さくなっているからです。 - メッセージ「なげる」を受け取ったフリスビーは、「2%」ずつ小さくなる処理を40回繰り返す。
※この処理により、フリスビーは徐々に小さくなり、遠近法の効果によりフリスビーが遠くに投げられるように見えます。
※処理3-5のカーブするように上方向に移動する動作と、処理6の徐々に小さくなる動作を同時に実行することにより、よりフリスビーが投げられたように見えるようになります。
ゾンビのスクリプト
ゾンビが左右に不規則に動くスクリプト
- スタートボタンをタップすると、ゾンビはフリスビーの背面に移動する。
※ゾンビが背面に移動すると、ゾンビとフリスビーが重なったとき、ゾンビはフリスビーの背面となります。つまり、フリスビーがゾンビの背面に隠れてしまうことがなくなります。 - X座標は0~320(ステージの左端から右端)のいずれか、Y座標は144(ステージの上)に遅いスピードで移動し続ける。
ゾンビとフリスビーの当たり判定スクリプト
- ゾンビがフリスビーに触れると以下の処理が実行される。
- 「うなる」の音がの音が鳴り終わってから、次のコードブロック(処理3)が実行される。
- 普通のスピードで、ステージから姿を消す。
- 「1」秒間スクリプトの実行を停止し、一瞬でステージに表示される。
※ゾンビはフリスビーにぶつかると、「うなる」音を鳴らし終わってから、ゾンビはステージから姿を消し、1秒経ってからステージにまた姿を表します。
OctoStudioとは?
MITメディアラボ Lifelong Kindergartenグループによって開発された無料モバイルコーディングアプリです。
スマートフォンやタブレット上でアニメーションやゲームをつくることができます。 写真を撮ったり、音を録音して、ブロックでコーディングすることができます。またプロジェクトを友達や家族に送ることもできます。
スマートフォンやタブレットに対応しており、パソコンは非対応です(2024年時点)。
詳しくはOctoStudioのホームページをご覧ください。