Tinkercad Sim Labで野球盤ゲームを作ろう!

Tinkercadでゲームを作りながら、物理シミュレーションを学ぼう!
軸コネクタの使い方(回転動作の設定)
スライダーコネクタの使い方(直線動作の制御)
物理シミュレーション(動きをリアルに再現)
日時: 2025/03/22(土) & 2025/03/23(日) 17:30 ~ 18:30
場所: オンライン講座
対象: KIDSPROスクール生、KIDSPRO eラーニングをご利用の方
必要なもの: Tinkercadが利用できるPC、、タブレット
費用: 無料
ボールが転がるスロープの作り方
「半円柱を2つ使います。1つはサイズを小さくして「穴」に設定し、「整列」ボタンで正しい位置に整列させてグループ化すれば、スロープを作ることができます。詳しい作り方は動画をご覧ください。」



軸コネクタ(スロープ用)の設定方法




「軸コネクタ」の「ジョイントポイント」を1つのシェイプのみに接続すると、そのシェイプは軸コネクタを基準に回転します。そのため、軸コネクタの向きが重要になります。スロープ用の軸コネクタは、次のSTEPで右に90度回転させます。














軸コネクタ(バット用)の設定方法





最高速度とは、「モーターが回転するときの力の強さ」のことです。
- トルクが大きい → 重いものを動かせる(パワーが強い)
- トルクが小さい → 軽いもの向け(パワーが弱い)

最高速度(PRM)とは、「モーターが1分間にどれだけの回転位置を変えられるか」を示す数値です。
- PRMが大きい → 速く動く
- PRMが小さい → ゆっくり動く








Sim Labボタン
を押すと、デザインモードから物理シミュレーションモードに切り替わります。

物理シミュレーションモードで、画面左下のスタートボタンをクリックすると、シミュレーションが開始されます。


スライダーコネクタでボールを投げるやり方



スライダーコネクタのモータータイプを「実線」に設定し、以下のようにパラメーターを設定します。
- 下限(単位):0
- 上限(単位):12
- モーターフォース:10000
- モーター速度:0
- 思考速度:200
※モーター速度を0に設定したため、物理シミュレーションを開始しても、ストッパーは動きません。


「1」キーを押すと「速度」が200に変更されるアクションを割り当てます。これにより、物理シミュレーションを開始後、「1」キーを押すとストッパーが上方向に動き始めます。
完成したプロジェクトをTinkercadで試してみよう!
以下のリンクから、実際にシミュレーションを試したり、自分で編集してカスタマイズできます!
[チュートリアル動画で作ったプロジェクト]
https://www.tinkercad.com/things/lRj7Cwm8i5K-sim-lab
[野球盤ゲーム1(スライダーと軸コネクタを使用)]
https://www.tinkercad.com/things/4OXHJa2T2f1-1
[野球盤ゲーム2(軸コネクタのみ使用)]
https://www.tinkercad.com/things/krCSmyVpP30-2
MITメディアラボ Lifelong Kindergartenグループによって開発された無料モバイルコーディングアプリです。
スマートフォンやタブレット上でアニメーションやゲームをつくることができます。 写真を撮ったり、音を録音して、ブロックでコーディングすることができます。またプロジェクトを友達や家族に送ることもできます。
スマートフォンやタブレットに対応しており、パソコンは非対応です(2024年時点)。
詳しくはOctoStudioのホームページをご覧ください。
Tinkercad(ティンカーキャド)は、インターネット上で使える無料の3Dデザインツールです。子どもたちが使いやすいように作られています。
Tinkercadを使うと、パソコンやタブレットで簡単に3Dの形を作ることができます。たくさんの形があって、それらを組み合わせるだけでいろんな物が作れます。電子工作もできて、プログラミングも学べます。作ったデザインは、3Dプリンターで実際の物にすることができます。
iPad向けのアプリも提供されています。