【マイクラMakeCode(メイクコード)】fillやcloneコマンドより簡単に、ブロック配置やコピーが出来る!

マイクラでfillコマンドやcloneコマンドを、建築などで使っている人はいるのかな?
なぜそのように思うのかな?

だって、fillコマンドを使うには、始点の座標と終点の座標をメモって、その座標をfillコマンドやcloneコマンドの引数として入力して…ちょっと面倒くさいよ。
確かにそうですね。コマンドを使わずに普通に作ったほうが簡単かもしれませんね。

そうだよ!cloneコマンドは、さらにコピー先の座標まで調べて入力しなければならないんだよ。
でも、メイクコード(MakeCode)でプログラミングすれば、簡単に好きなブロックを配置したり、コピーしたりできるのですよ。

え?!どうやってやるの?
何かのアイテムを使ったときに実行されるプログラミングブロックに、プレイヤーのワールド座標を変数に保存するスクリプトを使うのですよ。

え?何を言っているのか良くわからないよ(泣)
ブロックを配置したい始点の座標などをメモしなくても、例えば鉄の延べ棒を使えば、その時のプレイヤーの座標を変数に保存できるんですよ。

本当に!それはすごい楽だね。
メイクコード(MakeCode)を使えば、コマンドよりも簡単にできることがあるんですよ。メイクコード(MakeCode)を使ったプログラミングで、ブロック配置や整地やコピーをするやり方を、下記の動画にアップしたので見てください。

MakeCodeプログラミングでブロック配置やコピーをするやり方!

メイクコード(MakeCode)のスクリプト(プログラム)

座標を変数「始点」に保存するスクリプト
  1. プレイヤーが鉄の延べ棒を使ったときに実行される。
  2. 1の処理を実行したときのプレイヤーの座標が、変数「始点」に保存される。
  3. 変数「始点」の値をゲーム画面に表示する。
    コピーしたい範囲の始点や、ブロックを置きたい範囲の始点に移動してから、鉄の延べ棒を持って右クリックすればその場所の座標を変数「始点」に保存することができる。xyz座標をメモしなくても簡単に始点を設定できる。

座標を変数「終点」に保存するスクリプト
  1. プレイヤーが金の延べ棒を使ったときに実行される。
  2. 1の処理を実行したときのプレイヤーの座標が、変数「終点」に保存される。
  3. 変数「終点」の値をゲーム画面に表示する。
    コピーしたい範囲の終点や、ブロックを置きたい範囲の終点に移動してから、金の延べ棒を持って右クリックすればその場所の座標を変数「終点」に保存することができる。xyz座標をメモしなくても簡単に終点を設定できる。

金ブロックを配置するスクリプト
  1. プレイヤーがダイヤモンドを使ったときに実行される。
  2. 変数「始点」に保存された座標から、変数「終点」に保存された座標の範囲に金ブロックを配置する。
    fillコマンドと同じ事ができ、xyz座標をメモしなくても簡単に始点と終点を設定できる利点がある。
    鉄の延べ棒と金の延べ棒を使って、変数「始点」と「終点」に座標を保存した後でないと、ダイヤモンドブロックを使っても金ブロックは配置されないので注意。

空気ブロックを配置するスクリプト
  1. プレイヤーが木炭を使ったときに実行される。
  2. 変数「始点」に保存された座標から、変数「終点」に保存された座標の範囲に空気ブロックを配置する。
    空気ブロックを配置することことにより、変数「始点」から「終点」までの範囲にあったブロックが消える。fillコマンドと同じ事ができ、xyz座標をメモしなくても簡単に始点と終点を設定できる利点がある。

クローンを作る(コピー&ペースト)スクリプト
  1. プレイヤーがリンゴを使ったときに実行される。
  2. 変数「始点」に保存された座標から、変数「終点」に保存された座標の範囲あるブロックをコピーし、リンゴを使ったときのプレイヤの位置に貼り付ける。
    リンゴを使ったときのプレイヤーの位置(~0 ~0 ~0)から南東方向に貼り付けられる。cloneコマンドと同じ事ができ、xyz座標をメモしなくても簡単に始点と終点とコピー先を設定できる利点がある。
    東西南北は石レンガを使うと分かりやすいのでオススメ。
石レンガで方位を確認する

石レンガの模様を確認して下さい。T時模様の縦棒方向が南です。

メイクコード(MakeCode)とは?

Microsoftが提供する、無料のプログラミング学習用プラットフォーム。MakeCodeエディターでは、ブロックを使ったビジュアルコーディング、PythonとJavaScriptによるテキストコーディングが可能。アプリやソフトウェアをインストールする必要はなく、https://makecode.microbit.org/にアクセスするだけで利用できる。
コンピューターボードmicro:bitを使ったプログラミングや、ゲームプログラミングなどが出来る。教育版マインクラフト、または、統合版マインクラフトにCode Connection for Minecraftをインストールすれば、MaCodeエディターでプログラミングもできる。