【作り方解説】教育版マインクラフトのメイクコード(MakeCode)でAgentに昇竜拳をやらせてみた!実際に攻撃もできる!

教育版マイクラのメイクコード(MakeCode)でAgentに昇竜拳をやらせてみました。
メイクコード(MakeCode)を使うと、コマンドブロックを使った場合よりも簡単にやりたいことを実現できるケースもあります。Pythonのコードについても本ページに記載しました。

MakeCodeプログラミングでAgentに昇竜拳をやらせるやり方

メイクコード(MakeCode)のソース

 

Agentに昇竜拳をやらせるコード
  1. 鉄シャベルを持って右クリックすると実行される。
  2. プレイヤーに「昇竜拳!」というタイトルを表示する。
  3. 昇竜拳(処理4-5)を3回繰り返す。
  4. 変数「カウンター」の値を0~3まで1ずつ増やしながら、エージェントが攻撃しながら4回向きを変える。変数「カウンター」の値が2以上のときは、上に移動する。そして、以下のコマンドをエージェントが実行する。
    /particle minecraft:dragon_death_explosion_emitter ~~1~
  5. 処理3が終わったら、エージェントを下に2ブロック移動させる。

モンスターを10体作るコード
  1. キーボードのTキーを押したあとに、「run」というコマンドを入力すると実行される。
  2. プレイヤーから東に1ブロック:下に1ブロック;南に1ブロックの位置から、東に10ブロック:上15ブロック:南に10ブロックの範囲に中が空洞のガラスブロックを設置する。
  3. プレイヤーから東に2ブロック:同じ高さ;南に2ブロックの位置から、東に9ブロック:同じ高さ:南に9ブロックの範囲のどこかにモンスターを10体召喚する。

メイクコード(MakeCode)のソース:Python

# 鉄のシャベルが使われた時のイベント

def on_item_interacted_iron_shovel():

    # エージェントをプレイヤーの3ブロック前の位置にテレポートさせる

    agent.teleport(pos_camera(0, 0, 3), WEST)

    # プレイヤーに「昇竜拳!」というタイトルを表示する

    gameplay.title(mobs.target(NEAREST_PLAYER), “昇竜拳!”, “”)

    # 3回昇竜拳(以下の処理)を繰り返す

    for index in range(3):

        # エージェントが攻撃しながら4回向きを変える

        for カウンター in range(4):

            agent.attack(FORWARD)

            agent.turn(LEFT_TURN)

            # 2回目以降は上に移動

            if カウンター >= 2:

                agent.move(UP, 1)

            # パーティクルエフェクトを発生させる

            mobs.execute(mobs.target(MY_AGENT),

                pos(0, 0, 0),

                “/particle minecraft:dragon_death_explosion_emitter ~~1~”)

        # エージェントが下に移動

        agent.move(DOWN, 2)

# 鉄のシャベルが使われた時のイベントを設定

player.on_item_interacted(IRON_SHOVEL, on_item_interacted_iron_shovel)

 

# “run”とチャットに入力した時のイベント

def on_on_chat():

    # ガラスの箱を作る

    blocks.fill(GLASS, pos(1, -1, 1), pos(10, 15, 10), FillOperation.HOLLOW)

    # 10匹のピグリンをガラスの箱の中のランダムな位置にスポーンさせる

    for index2 in range(10):

        mobs.spawn(mobs.monster(PIGLIN), randpos(pos(2, 0, 2), pos(9, 0, 9)))

# チャットイベントを設定

player.on_chat(“run”, on_on_chat)

メイクコード(MakeCode)とは?

Microsoftが提供する、無料のプログラミング学習用プラットフォーム。MakeCodeエディターでは、ブロックを使ったビジュアルコーディング、PythonとJavaScriptによるテキストコーディングが可能。アプリやソフトウェアをインストールする必要はなく、https://makecode.microbit.org/にアクセスするだけで利用できる。
コンピューターボードmicro:bitを使ったプログラミングや、ゲームプログラミングなどが出来る。教育版マインクラフト、または、統合版マインクラフトにCode Connection for Minecraftをインストールすれば、MaCodeエディターでプログラミングもできる。