【作り方解説】教育版マインクラフトのメイクコード(MakeCode)で、一瞬でネザーゲートができるコードを作ってみた!

教育版マイクラのメイクコード(MakeCode)で一瞬でネザーゲートができるコードを作りました。
メイクコード(MakeCode)を使うと、コマンドブロックを使った場合よりも簡単にやりたいことを実現できるケースもあります。Pythonのコードについても本ページに記載しました。

MakeCodeプログラミングで、一瞬でネザーゲートができるコードの作り方

メイクコード(MakeCode)のソース

 

Agentに昇竜拳をやらせるコード
  1. 鉄シャベルを持って右クリックすると実行される。
  2. プレイヤーの相対座標(0, 0, 0)に、”0″というテキストの黒曜石ブロックを西向きで配置
  3. プレイヤーの相対座標(-1, 2, 0)、つまり西に1ブロック、上に2ブロクの位置に日を配置
石レンガで方位を確認する

石レンガの模様を確認して下さい。T時模様の縦棒方向が南です。

メイクコード(MakeCode)での座標について

 

:ワールド座標(絶対座標)

ワールドの原点(0, 0, 0)からの各方向への距離を表す。

 

:カメラ座標(プレイヤー座標)

メイクコード(MakeCode)にしかない座標表記。プレイヤーの足元を起点として、プレイヤーが向いている方向への相対距離を表す。ローカル座標と異なり、プレイヤーが下方向を見ていても、地面を示すことはない。

  • right ::プレイヤーの右側はプラス、左側はマイナス
  • above:プレイヤーの真上はプラス、真下はマイナス
  • in front:プレイヤーの向いている方向はプラス、後ろはマイナス

 

:相対座標

プレイヤーの足元を起点として、各方角への相対距離を表す。

  • x:東西方向、東はプラス、西はマイナス
  • y:上下方向、上はプラス、下はマイナス
  • z:南北方向、南はプラス、北はマイナス

 

:ローカル座標

プレイヤーの見ている方向への相対距離を表す。カメラ座標に似ているが、下方向を見ている場合は、地面の場所を示す。地面に対して水平方向を見ていれば、カメラ座標と同じ場所を示す(ただし、左右はカメラ座標とプラスとマイナスが逆)。

  • x:プレイヤーが見ている方向から左右、左はプラス、右はマイナス
  • y:プレイヤーが見ている方向から上下、上はプラス、下はマイナス
  • z:プレイヤーが見ている方向から前後、前はプラス、後はマイナス

メイクコード(MakeCode)のソース:Python

# 鉄のシャベルでインタラクションしたときに実行される関数

def on_item_interacted_iron_shovel():

    # プレイヤーの相対座標(0, 0, 0)に、”0″というテキストの黒曜石ブロックを西向きで配置

    blocks.print(“0”, OBSIDIAN, pos(0, 0, 0), WEST)

    # プレイヤーの相対座標(-1, 2, 0)に火を配置

    blocks.place(FIRE, pos(-1, 2, 0))

 

# 鉄のシャベルでのインタラクションを検出して、関数on_item_interacted_iron_shoveを呼び出す

player.on_item_interacted(IRON_SHOVEL, on_item_interacted_iron_shovel)

メイクコード(MakeCode)とは?

Microsoftが提供する、無料のプログラミング学習用プラットフォーム。MakeCodeエディターでは、ブロックを使ったビジュアルコーディング、PythonとJavaScriptによるテキストコーディングが可能。アプリやソフトウェアをインストールする必要はなく、https://makecode.microbit.org/にアクセスするだけで利用できる。
コンピューターボードmicro:bitを使ったプログラミングや、ゲームプログラミングなどが出来る。教育版マインクラフト、または、統合版マインクラフトにCode Connection for Minecraftをインストールすれば、MaCodeエディターでプログラミングもできる。