【オンライン講座+作り方解説】スマホゲームが作れるOctoStudioで2人対戦タップゲームを作り、プログラミングを学ぼう!

KIDSPROは、オンライン講座を03/02(土)、03/03(日)に実施します。
MITメディアラボが開発したモバイルコーディングアプリOctoStudioで、2人対戦タップゲームを作りながら、条件文、メッセージング、変数の使い方について学びます。

OctoStudioで2人対戦タップゲームを作り、プログラミングを学ぼう!

OctoStudioで2人対戦タップゲームを作ります。プログラミングの過程で、条件文、メッセージング、変数などのプログラミングの概念を学びます。

 

日時: 2024/03/02(土) & 2024/03/03(日) 17:30 ~ 18:30
場所: オンライン講座
対象: KIDSPROスクール生、KIDSPRO eラーニングをご利用の方
必要なもの: OctoStudioをインストールしたスマホ、またはタブレット(パソコンは非対応です)

費用: 無料

OctoStudioのインストール方法

OctoStudioのインストール方法はこちらをご覧ください。

OctoStudioとは?

MITメディアラボ Lifelong Kindergartenグループによって開発された無料モバイルコーディングアプリです。

スマートフォンやタブレット上でアニメーションやゲームをつくることができます。 写真を撮ったり、音を録音して、ブロックでコーディングすることができます。またプロジェクトを友達や家族に送ることもできます。

スマートフォンやタブレットに対応しており、パソコンは非対応です(2024年時点)。

詳しくはOctoStudioのホームページをご覧ください。

必要なスクリプト

 

ハリセンボン:スプライトのスクリプト

「ゲームスタート」メッセージを受け取ったときのスクリプト

「ゲームスタート」メッセージを受け取ると、ハリセンボン:が遅いスピードで、「1%」ずつ小さくなっていく。

「Aタップ」メッセージを受け取ったときのスクリプト

「Aタップ」メッセージを受け取ると、ハリセンボン:が「10%」ずつ普通のスピードで大きくなる。
※後述するAボタン:をタップすると「Aタップ」メッセージは送信されるので、Aボタンをタップする度にハリセンボンは大きくなります。

「終了」メッセージを受け取ったときのスクリプト
  1. 「終了」メッセージを受け取ったら、ハリセンボン:内の実行中のスクリプトを停止する。
    ※ハリセンボンのスプライトでは、前述の大きさが「1%」ずつ小さくなるスクリプトがストップします。
  2. 変数「Aの大きさ」に「ハリセンボンのサイズ」を代入する。
    ※ゲーム終了時のハリセンボンの大きさが、変数「Aの大きさ」に代入されます。そして、この値をベースに勝敗判定のスクリプトがゲーム管理用スプライト:により実行されます。

Aボタン:スプライトのスクリプト

初期設定のスクリプト

スタートボタンをタップすると、一瞬でステージに表示される。

※「終了」メッセージを受け取ると、Aボタン:がステージから消えるので、このスクリプトを追加しましたが、OctoStudioではスタートボタンをタップすると自動的にスプライトはステージに表示されるので、このスクリプトはなくても大丈夫です。

Aボタン:をタップすると、「Aタップ」メッセージが送信される。

※この「Aタップ」メッセージをハリセンボン:が受け取ると、ハリセンボンの大きさが「10%」だけ大きくなります。

「終了」メッセージを受け取ったときのスクリプト

「終了」メッセージを受け取ると、Aボタン:のスプライトは一瞬でステージから姿を消します。

※「すべてを止める」ブロックによりゲーム終了にした場合でも、ハットブロックによるスクリプトは有効になってしまいます。そのため、ゲーム終了後にハリセンボンを大きくするAボタンを非表示にして、ゲームを継続できない設定にしました。

風船:スプライトのスクリプト

「ゲームスタート」メッセージを受け取ったときのスクリプト

「ゲームスタート」メッセージを受け取ると、風船:が遅いスピードで、「1%」ずつ小さくなっていく。

「Bタップ」メッセージを受け取ったときのスクリプト

「Bタップ」メッセージを受け取ると、風船:が「10%」ずつ普通のスピードで大きくなる。
※後述するBボタン:をタップすると「Bタップ」メッセージは送信されるので、Bボタンをタップする度に風船は大きくなります。

「終了」メッセージを受け取ったときのスクリプト
  1. 「終了」メッセージを受け取ったら、風船:内の実行中のスクリプトを停止する。
    ※風船のスプライトでは、前述の大きさが「1%」ずつ小さくなるスクリプトがストップします。
  2. 変数「Bの大きさ」に「風船のサイズ」を代入する。
    ※ゲーム終了時の風船の大きさが、変数「Bの大きさ」に代入されます。そして、この値をベースに勝敗判定のスクリプトがゲーム管理用スプライト:により実行されます。

Bボタン:スプライトのスクリプト

初期設定のスクリプト

スタートボタンをタップすると、一瞬でステージに表示される。

※「終了」メッセージを受け取ると、Bボタン:がステージから消えるので、このスクリプトを追加しましたが、OctoStudioではスタートボタンをタップすると自動的にスプライトはステージに表示されるので、このスクリプトはなくても大丈夫です。

Bボタン:をタップすると、「Bタップ」メッセージが送信される。

※この「Bタップ」メッセージを風船:が受け取ると、風船の大きさが「10%」だけ大きくなります。

「終了」メッセージを受け取ったときのスクリプト

「終了」メッセージを受け取ると、Bボタン:のスプライトは一瞬でステージから姿を消します。

※「すべてを止める」ブロックによりゲーム終了にした場合でも、ハットブロックによるスクリプトは有効になってしまいます。そのため、ゲーム終了後に風船を大きくするBボタンを非表示にして、ゲームを継続できない設定にしました。

右コントローラー:スプライトのスクリプト

ゲームコントロールのスクリプト
  1. スタートボタンをタップすると、「2」秒間「ゲームスタート」という吹き出しを表示する。
  2. 「ゲームスタート」メッセージをすべてのスプライトに送信する。
    ※この「ゲームスタート」メッセージを受け取った、ハリセンボン:と風船:は「1%」ずつ小さくなるなっていきます。
  3. スクリプトの実行を「5」秒待ってから、「もうすぐ終了!」という吹き出しを「2」秒間表示する。
    ※待つブロックの引数「5」秒+吹き出し表示の「2」秒がゲーム時間になります。ゲームの時間を長くしたいときは、これらの数字を変更してください。
  4. 「終了」メッセージをすべてのスプライトに送信する。
    ※この「終了」メッセージを受け取ったら、ハリセンボン:と風船:は自分のサイズ(大きさ)を各変数に代入し、はステージから姿を消します。
  5. スクリプトの実行を「3」秒間待つ。
    ※「終了」メッセージを受け取ったハリセンボンと風船が、自分のサイズ(大きさ)を確実に各変数に代入するのを待ってから、処理6-8の勝敗判定のスクリプトを実行するようにしています。
  6. もしも、変数(Aの大きさ)と変数(Bの大きさ)の値が同じなら、「引き分け」の吹き出しを「2」秒間表示する。
  7. 処理6の条件に当てはまらず、変数(Aの大きさ)の値が変数(Bの大きさ)よりも大きいとき、「Aの勝ち」の吹き出しを「2」秒間表示する。
  8. 処理6及び処理7の条件に当てはまらないとき、つまり変数(Aの大きさ)の値が変数(Bの大きさ)よりも小さいとき、「Bの勝ち」の吹き出しを「2」秒間表示する。
OctoStudioとは?

MITメディアラボ Lifelong Kindergartenグループによって開発された無料モバイルコーディングアプリです。

スマートフォンやタブレット上でアニメーションやゲームをつくることができます。 写真を撮ったり、音を録音して、ブロックでコーディングすることができます。またプロジェクトを友達や家族に送ることもできます。

スマートフォンやタブレットに対応しており、パソコンは非対応です(2024年時点)。

詳しくはOctoStudioのホームページをご覧ください。