【オンライン講座+作り方解説】スマホゲームが作れるOctoStudioで「タブレットの傾きセンサーを使ったゲーム」を作ろう!

KIDSPROは、オンライン講座を03/16(土)、03/17(日)に実施します。
MITメディアラボが開発したモバイルコーディングアプリOctoStudioで、傾きセンサーを使ったモーションコントローラーゲームを作り、条件文、乱数、変数の使い方について学びます。

OctoStudioでタブレットの傾きセンサーを使ったゲームを作ろう!

OctoStudioで傾きセンサーを使ったモーションコントローラーゲームを作り、条件文、乱数、変数の使い方について学びます。

 

日時: 2024/03/16(土) & 2024/03/17(日) 17:30 ~ 18:30
場所: オンライン講座
対象: KIDSPROスクール生、KIDSPRO eラーニングをご利用の方
必要なもの: OctoStudioをインストールしたスマホ、またはタブレット(パソコンは非対応です)

費用: 無料

OctoStudioのインストール方法

OctoStudioのインストール方法はこちらをご覧ください。

必要なスクリプト

背景

プレイヤー車:スプライトのスクリプト

プレイヤー車を左右に動かすスクリプト
  1. スタートボタンをタップすると、プレイヤーはずっとタブレットの左右の傾く方向 に普通のスピードで動き続ける。
  2. タブレットの左右の傾きが「0」よりも大きいとき、プレイヤーは右を向き、そうでないときは、プレイヤーは左を向く。
    ※つまり、タブレットを右に傾けるとプレイヤー車は右を向いて右に動き、タブレットを左に傾けると車は左を向いて左に動きます。

ゲーム終了のスクリプト
  1. プレイボタンをタップすると、変数「点数」を「0」にセットする。
  2. 「30」秒後に「ホーン」の音を鳴らした後に、すべてのスプライトの実行中のスクリプトを停止する。
    ※「音を鳴らす」ブロックの引数を「終わるまで」にすると、音が鳴り終わってから下に連結したブロックが実行され、「続ける」にすると、音が鳴り始めるとすぐに下に連結したブロックが実行される。つまり、本スクリプトでは「ホーン」の音が鳴り終わってから、「全てを止める」ブロックが実行されます。

アイテム:スプライトのスクリプト

アイテム生成のスクリプト
  1. スタートボタンをタップすると、ステージから一瞬で姿を消す。
  2. 以下の処理3-7をずっと繰り返す。
  3. 「0」「1」「2」「3」「4」のいずれかの秒数、スクリプトの実行を待つ。
  4. X座標が「0」から「320」のいずれか、Y座標は「180」に一瞬で移動する。
    ※アイテムは、ステージの左上から右上のいずれかの場所に、「0」から「4」までのいずれかの間隔で表示されます。
  5. ステージに一瞬で姿を表す。
  6. 「180」ピクセル下方向に普通のスピードで動く。
    ※OctoStudioのステージは、縦180ピクセル、横320ピクセルなので、「180」ピクセル下方向に動くとアイテムはステージの上から下まで動くことになります。
  7. ステージから一瞬で姿を消す。
    ※アイテムが下まで落下したら、ステージから消えるようになります。

アイテム当たり判定のスクリプト
  1. アイテムがプレイヤー車に触れたときに処理2-4が順番に実行される。
  2. 変数「点数」を「10」増やす。
  3. 「チャイム」という音を鳴らし、鳴るとほぼ同時に下に連結されているブロックを実行する。
    ※「音を鳴らす」ブロックの引数を「終わるまで」にすると、音が鳴り終わってから下に連結したブロックが実行され、「続ける」にすると、音が鳴り始めるとすぐに下に連結したブロックが実行れます。つまり、本スクリプトでは「チャイム」の音が鳴るとほぼ同時に「隠す」ブロックが実行されます。
  4. ステージから一瞬で姿を消す。

ペナルティアイテム:スプライトのスクリプト

ペナルティアイテム生成のスクリプト
  1. スタートボタンをタップすると、ステージから一瞬で姿を消す。
  2. 以下の処理3-7をずっと繰り返す。
  3. 「0」「1」「2」「3」「4」のいずれかの秒数、スクリプトの実行を待つ。
  4. X座標が「0」から「320」のいずれか、Y座標は「180」に一瞬で移動する。
    ※ペナルティアイテムは、ステージの左上から右上のいずれかの場所に、「0」から「4」までのいずれかの間隔で表示されます。
  5. ステージに一瞬で姿を表す。
  6. 「180」ピクセル下方向に普通のスピードで動く。
    ※OctoStudioのステージは、縦180ピクセル、横320ピクセルなので、「180」ピクセル下方向に動くとペナルティアイテムはステージの上から下まで動くことになります。
  7. ステージから一瞬で姿を消す。
    ※ペナルティアイテムが下まで落下したら、ステージから消えるようになります。

ペナルティアイテム当たり判定のスクリプト
  1. ペナルティアイテムがプレイヤー車に触れたときに処理2-4が順番に実行される。
  2. 変数「点数」を「50」減らすやす。
  3. 「チューチュー」という音を鳴らし、鳴るとほぼ同時に下に連結されているブロックを実行する。
    ※「音を鳴らす」ブロックの引数を「終わるまで」にすると、音が鳴り終わってから下に連結したブロックが実行され、「続ける」にすると、音が鳴り始めるとすぐに下に連結したブロックが実行れます。つまり、本スクリプトでは「チューチュー」の音が鳴るとほぼ同時に「隠す」ブロックが実行されます。
  4. ステージから一瞬で姿を消す。

 

OctoStudioとは?

MITメディアラボ Lifelong Kindergartenグループによって開発された無料モバイルコーディングアプリです。

スマートフォンやタブレット上でアニメーションやゲームをつくることができます。 写真を撮ったり、音を録音して、ブロックでコーディングすることができます。またプロジェクトを友達や家族に送ることもできます。

スマートフォンやタブレットに対応しており、パソコンは非対応です(2024年時点)。

詳しくはOctoStudioのホームページをご覧ください。