Scratch 3.0「簡単に作れるシリーズ6｜レーザービーム」の作り方説明動画

「プレイヤー」スプライトのスクリプトは、常にマウスポインターに向くようにしました。

Scratch 3.0のペイントエディターでコスチュームを作成するとき、右側が正面になるように描くと、大砲の先が常にマウスポインターに向くようになります。

「ミサイル」スプライトのスクリプトは、マウスをクリックすると（タブレットの場合はタップすると）、「プレイヤー」に瞬間移動し「プレイヤー」と同じ向きになり、ステージの端または「的」スプライトに触れるまで50歩ずつ動くようにしました。

今回のプロジェクトは、ミサイル発射ではなくレーザービームを発射したようにしたいので、ステージの端または「的」スプライトに触れた後に「ミサイル残像」というメッセージを送信します。

「ミサイル残像」スプライトは、Scratch 3.0から拡張機能となったペンブロックを使用します。ペンブロックは、スプライトがペンのようになると考えてください。コスチュームは必要ないので、コスチュームは何もない状態になっています。

「ミサイル」スプライトが送信した「ミサイル残像」というメッセージを受け取ると、「ミサイル残像」スプライトは「プレイヤー」に瞬間移動した後に、ペンを下ろし、直後にミサイルまで移動し、0.1秒待ってからペンを上げてステージ上のペン描画を消します。このスクリプトにより、レーザービームが「プレイヤー」から発射されるように見えます。

「的」スプライトのスクリプトは、「プレイヤー」スプライトに向かって1歩ずつ移動しますが、「ミサイル」スプライトに触れると、「ミサイル」と同じ方向に向いて4歩 x 5回分移動するようにしました。