Roblox Studio:パーツ接触イベントでプレイヤーの能力を変えるやり方
Roblox Studio: パーツ接触イベントでプレイヤーの能力を変えるやり方
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- 「ホーム」メニュータブの「移動」ボタンをクリックすると移動用のギズモ(赤、青、緑の矢印)が表示される
- ギズモ(矢印部分)をドラッグして「パーツブロック」を動かす
- 「ホーム」メニュータブの「アンカー」ボタンをクリックする
※パーツブロックを選択した状態で「アンカー」ボタンをクリックすることにより、ゲームプレイ中にパーツブロックは動かなくなります。もしも、空中にある状態でアンカーすれば、パーツブロックは空中に固定されます。
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「Script」オブジェクトを選択する。
※もしも、「Script」オブジェクトが見つからない場合には、検索窓でScriptと検索して下さい。
Scriptエディターが開き、「print(“Hello world!”)」と記述されたスクリプトが含まれる新しいScriptオブジェクトが作成される。
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プリント関数print(“Hello world!”)を削除する。
スクリプトをアタッチしたパーツをローカル変数「part」として参照できるようにするスクリプトを追加する。
local part = script.Parent
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パーツに触れたオブジェクトを検出する関数を定義する。
local function onTouch(hit)
end

パーツに触れたエンティティの親オブジェクトを取得し、ローカル変数「character」に代入する。通常はキャラクターのモデルが代入されることになる。
local character = hit.Parent
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local humanoid = character:FindFirstChildOfClass(“Humanoid”)
※大文字と小文字を間違うとスクリプトは正しく動きませんので、注意して下さい。
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if humanoid then
end

print(“Humanoidがタッチした!”)
※ここでPrint関数を追加した理由は、以下に説明するSTEP.16で、実態にパーツ接触イベントが正しく動いているかチェックするためです。一時的に追加したもので、正しく動くことが確認できたらPrint関数は削除します。

part.Touched:Connect(onTouch)

- ステージ上のプレイボタン
をクリックして、ゲームをスタートする
- プレイヤー(アバター)をWASDキーで操作(視点はマウス右クリックで変える)して、スクリプトをアタッチしたパーツまで動かす
- プレイヤー(アバター)がそのパーツに触れると、「Humanoidがタッチした!」が出力画面に表示される
※もし出力画面に「Humanoidがタッチした!」と表示されず、代わりに赤文字でエラーが表示された場合は、その赤文字をクリックしてください。これにより、カーソルがエラーの原因となっているスクリプトの該当部分にジャンプします。その後、スクリプトに誤りがないか、特に「大文字と小文字の違い」や「変数名に誤りがないか」を確認してみてください。
スクリプト1-7により、スクリプトがアタッチされたパーツに触れたオブジェクトがHumanoidクラスの子オブジェクトを持っている場合(例えば、プレイヤーやゾンビなどのキャラクターであれば)、IF条件文内のprint
関数が実行されます。STEP.17以降では、このIF条件文内のスクリプトを変更し、パーツに触れたプレイヤー(キャラクター)のスピード、ジャンプ力、身体の大きさを変更する方法を説明します。

スクリプトがアタッチされたパーツに触れたオブジェクトがプレイヤーやゾンビなどのキャラクターである場合、以下の4つのスクリプトをIF条件文内に追加しましょう。これにより、Humanoidオブジェクトのプロパティが変更されます。
- Healthプロパティ: 値を0に設定し、キャラクターを無効化する
- WalkSpeedプロパティ: 値を100に設定し、移動速度を速くする
- JumpHeightプロパティ: 値を100に設定し、ジャンプ力を高める
- BodyWidthScale.Valueプロパティ: 値を0.5に設定し、身体の大きさを小さくする
以下のスクリプトをIF条件文に追加する。
humanoid.Health = 0
スクリプトがアタッチされたパーツにプレイヤーやゾンビなどのキャラクターが触れると、Healthプロパティ: 値が0になり、キャラクターが無効化されます。
以下のスクリプトをIF条件文に追加する。
humanoid.WalkSpeed = 100
スクリプトがアタッチされたパーツにプレイヤーやゾンビなどのキャラクターが触れると、WalkSpeedプロパティ: 値が100になり、キャラクターの移動速度が速くなる。
以下のスクリプトをIF条件文に追加する。
humanoid.JumpHeight = 100
スクリプトがアタッチされたパーツにプレイヤーやゾンビなどのキャラクターが触れると、JumpHeightプロパティ: 値が100になり、キャラクターのジャンプ力が高くなる。
以下のスクリプトをIF条件文に追加する。
humanoid.BodyWidthScale.Value = 0.5
humanoid.BodyHeightScale.Value = 0.5
humanoid.BodyDepthScale.Value = 0.5
— humanoid.HeadScale.Value = 0.5も追加すれば、キャラクターの顔も小さくなります。
スクリプトがアタッチされたパーツにプレイヤーやゾンビなどのキャラクターが触れると、BodyWidthScale.Value, BodyHeightScale.Value, BodyDepthScale.Valueプロパティの値が0.5になり、キャラクターの身体の大きさが小さくなります。humanoid.HeadScale.Value = 0.5も追加すれば、キャラクターの顔も小さくなります。
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