アンガーマネジメント・キッズ講座(スライド)
怒るかどうかはあなたが決めている!
わんぱくな男の子に横入りされたら怒る人が多いと思います。
わんぱくな女の子に横入りされたら怒る人が多いと思います。
強面の大男に横入りされたら怒る人は少ないと思います。
お年寄りに横入りされたら怒らない人もいるでしょう。
横入りされたことは同じなのに、怒る場合と怒らない場合があります。つまり、怒るかかどうかはあなたが決めているのです。
「暑い」「寒い」「眠い」「悲しい」という感情とは違い、「怒り」は自分でコントロール出来る感情です。
なぜ人は怒るのか?
大きく分けて以下の2つ理由がある。
- 自分を守るために怒る
- 何らかの理由で怒る
1 自分を守るために怒る
A. 身体的な攻撃をされそうだと感じたとき、人は怒ることにより攻撃を回避しようとする。
B. 怒っていることを意思表示しなければ、最終的にいじめの対象になってしまう場合もある。
2 理由があって怒るとは?
人は必ず何らかの理由があって怒る。理由もなく怒り出すことはほとんどない。
※すごい難しいことですが、瞬発的に怒るのではなく、一呼吸置いて本当に怒る必要があるか考えてからアクションを起こすようにしてみましょう。
辛い、悔しい、悲しい、さみしい、不満、不安などのネガティブな状態にあるとき、人は怒りやすくなる。
※ネガティブな気持ちになっているときは、怒りやすくなることを念頭においておきましょう。
正しいと思う基準は、人それぞれ違う。
※自分が正しいと思う基準が100%正しいわけではなく、いろいろな考え方があることを受入れましょう。
育った環境や文化によっても、正しい作法や習慣やマナーは違う。
※自分が正しいと思う作法や習慣やマナーが100%正しいわけではないことを理解しよう。
怒っても変わらないことはある。
※電車が事故などで長時間の遅延が発生したとき、駅員さんに激怒している方を見たことがありますが、駅員さんに怒っても電車の運行は再開されませんね。怒っても状況が変わらない場合は、怒っても無駄なので怒るのはやめましょう。
怒りっぽい人へ
- 自分がどんなときに怒るか?
- 自分が怒ったときどうなるか?
- 怒った後、どんな気持ちになるか?
※KIDSPROのアンガーマネジメント・キッズ講座では、アンガーマネージメント協会のワークブックを使って上記3つのことを理解してもらいます。
自分の思う正しい考えや行動が、必ずしも100%正しいわけではないということに気づこう。
自分と違う考えや行動も認め、受け入れよう。
同じことをされても、気分によって怒ったり、怒らなかったりするのはやめよう。
※気分屋さんと思われ、周りの人から敬遠されがちになるので注意しましょう。
感情的に怒るのはやめよう。
※自分が感情的に怒鳴ったり、大声を出したり、モノに当たったり、人に危害を加えて怒る姿を見たことがありますか?もしも、動画等で激怒したときの姿を見返すことが出来たら、恥ずかしくて見ることが出来ないのではないでしょうか。「あんなに感情的に怒ってしまって恥ずかしかった」と後悔しないよう、出来るだけ冷静に怒りましょう。
怒りは立場の弱い人へ連鎖する。
※怒りは立場の弱い人へ連鎖します。できるだけ、自分のところで怒りの連鎖を断ち切るように頑張りましょう。
怒りをコントロールできれば
貴方だけでなく、貴方の周りの笑顔が増えるでしょう!