Scratch(スクラッチ)「スネークゲーム」作り方の説明

KIDSPRO

時間が経つに従って長くなっていく蛇を矢印キーで操作し、赤いイガイガから逃げながらポイントをゲットする蛇ゲーム(Snake Game)を作りました。
ここがポイント1
蛇の身体は正方形ですが、「自分自身のクローンを作る」という制御系ブロックと時間を表す変数を使い、時間が経つに従い蛇の身体が長くなっていき、赤いイガイガから逃げ難くなるようにしました。
ここがポイント2
時間を表す変数は、「タイマー」という調べる系ブロックを使っても良かったのですが、「ずっと」と「〇秒待つ」という制御系ブロックと「タイム」という変数を作ることにより、ゲームスタートしてからの経過時間が分かるようにしました。

長くなっていくスネークの作り方
  1. 上図右のスクリプトの「3歩動かす」という動きブロックと「ずっと」ブロックにより、スタート後のヘビは常に動いています。
  2. スタートメッセージを受信後はクローンを作り続けていますが、「タイム」という時間を表す変数を基準にクローンを削除してます。
  3. これらのスクリプトにより、ゲームスタートしたばかりのころは正方形に近い形だった蛇が、時間が経つに従って身体が長くなっていきます。
実際には、正方形の形をした本体から3ピクセルずつズレて、クローン達が生成され、ある時間が経つとクローンが削除されるようにプログラミングされています。

KIDSPRO

ここがポイント3
また、インターネット上に値や文字列などの情報を保存できるクラウド変数を利用して、ハイスコアを設定しました。

今回は「High Score」というクラウド変数を作り、ゲーム終了後の得点と「High Score」を比較して、「High Score」の値よりも大きければ新たな「High Score」にしています。

KIDSPRO

クラウド変数はScratcherに認定されると使えるようになります。

Scratch 3.0(スクラッチ3.0)スネークゲーム

ゲームのやり方

矢印キーで緑色ヘビを操作して、赤いイガイガから逃げるゲーム
水色ボール:300点、青色ボール:900点、赤色ボール:-1500点
黄色ボール:蛇の長さリセット

※本Scratchプロジェクトは、こちらのリンク:https://scratch.mit.edu/projects/178590088/にアクセスして下さい。

Scratch3.0(スクラッチ3.0)とは?

MITメディアラボにより開発されたビジュアルプログラミング言語。子供たちが物語やゲーム、 アニメーションなどのインタラクティブな作品をプログラミングできる。また、自分の作った作品を世界中の人々と共有できるコミュニティーサイトでもある。世界中で1億人を超えるユーザがいる。
<a href=”https://scratch.mit.edu/” target=”_blank” rel=”noopener”>こちらのホームページ</a>にアクセスすれば無料で利用できる。