Scratch(スクラッチ)「ブロック崩しゲーム」作り方説明動画

KIDSPRO

テレビゲーム創成期に流行ったブロック崩しゲームをScratch(スクラッチ)で作成しました。
ポイント1:ボールの不規則性
ボールの跳ね返りは、入射角と反射角の物理原理を利用してプログラミングをしましたが、規則性がありすぎるとゲーム性が少なくなりました。そのため、プレイヤーが操作するバーにボールが当たった時は、不規則にボールが跳ね返るよう乱数を使っています。
ポイント2:処理スピードの向上
ブロックのスプライトはクーロンにより50個生成しているのですが、すべてのブロックで当たり判定を続けていると処理スピードが遅くなるため、ボールのスプライトで「メッセージを送って待つ」ブロックを使い、ブロックのスプライトがそのメッセージをトリガーとして当たり判定を行うようプログラミングしました。

これにより、ブロックは常に当たり判定をする必要はなくなり、ボールがブロックに当たった時だけ判定をする事になり、負荷が軽減されました。

ポイント3:メッセージを送って待つ
メッセージを受け取ったブロックのスプライトは、ボールが触れているブロックを判定し、そのブロックを隠しています。しかし、ボールは常に動いているのでメッセージを送ってすぐにブロックから離れてしまう場合もあります。そのため、「メッセージを送る」ではなく「メッセージを送って待つ」ブロックを使い、ブロックを隠し終わってからボールが次の動作に移るようにしています。

Scratch(スクラッチ)「ブロック崩しゲーム」の作り方説明動画