キプロ
micro:bitは、イギリスで開発された教育用小型コンピューターボードです。イギリスの11歳から12歳の子供は、全員がこのmicro:bitを持っています。micro:bitは授業の他、小学校プログラミング教育が学べるeラーニングでも学べます。
micro:bitには、たくさんの機能があります。これらの機能をプログラミングすることにより、ロボットや楽器などのカッコいい作品を作ることができます。可能性は無限です。
(1) micro:bitの機能について
① LEDライトと明るさセンサー
② 2つのボタン
③ 端子
④ 加速度センサー
⑤ コンパス
⑥ 温度センサー
⑦ 無線アンテナ
⑧ リセットボタン
(2) micro:bitとパソコンの接続に必要なもの
micro:bitをパソコンに接続してプログラミングをするには、WindowsかMacのパソコンとA-micro BというタイプのUSBケーブルが必要になります。
キプロ
micro:bit本体は、インターネットなどで簡単に購入できます。価格は2000円で、USBケーブルとmicro:bit用電池ボックスのセットでも3000円程度です。
(3) micro:bitとパソコンの接続手順
① micro:bitとパソコンをUSBケーブル(A-micro Bタイプ)で接続します。
② Windowsならエクスプローラ、macならFinderのようなファイル管理ソフトを開いてください。サイドバーにというドライブが表示されます。
MICROBITドライブが表示されない場合
USBケーブルに問題があるかもしれません。USBケーブルがデータ転送もできるUSBケーブルかチェックしてください。
接続が成功したら、micro:bitプログラミングを始めることができます。micro:bitではMakeCodeエディターやPythonエディターを利用することができます。
(4) プログラムをパソコンからmicro:bitに転送する方法
① 例として、micro:bitのLEDライトにハートマークを点滅させるプログラムをmicro:bitに転送します。
② 画面左下の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
③ ダウンロードが始まり、プログラムがパソコンにダウンロードされます。「ダウンロード完了」ウィンドウは、右上の×マークをクリックして閉じます。
④ ダウンロードが完了すると、画面左下にプログラムのファイル名が表示されます。
プログラムのファイル名.hexという表示になっています。
⑤ Windowsならエクスプローラー、macならFinderのようなファイル管理ソフトを開きます。
という名前のファイルが「ダウンロード」フォルダーの下に保存されます。
⑥ をドライブにドラッグ&ドロップします。
⑦ のmicro:bit本体への転送が始まります。
⑧ の転送が完了すると、micro:bitのLEDライトにハートマークの点滅が始まります。