ビスケット(Viscuit)でキャラクターをジャンプさせよう!
ビスケット(Viscuit)でキャラクターをジャンプさせるプロジェクトを作ります。通常のキャラクターとジャンプのキャラクターを作り、通常のキャラクターの足元をタップしたら、ジャンプのコスチュームに変わり空中に浮び、そのまま地面まで落下して、地面に着地したら通常のキャラクターに戻る仕組み詳しく説明します。
日時: 2024/07/06(土) 17:30 ~ 18:30
場所: オンライン講座
対象: KIDSPROスクール生、KIDSPRO eラーニングをご利用の方
必要なもの: ビスケット(Viscuit)をインストールしたタブレット
費用: 無料
Viscuitによるプラットフォームゲームの作り方
1. マス目とループの設定をする
画面右側の歯車マークをタップして、①マス目の設定を右にスライド、②左右ループの設定を右にスライドして左右ループしないように設定する。
2. キャラクターを描く
12のキャラクターを描く。
3. プレイヤーが歩くアニメーション
- 1つ目のメガネの左側に、右側の同じ位置にを置く。
- 2つ目のメガネの左側に、右側の同じ位置にを置く。
※1つ目のメガネによりプレイヤーが→に変わることにより、2つ目のメガネでプレイヤーが→変わります。そして、プレイヤーがに変わったことにより、今度は1つ目のメガネが稼働するようになるので、永遠とプレイヤーは2つのコスチュームを交互に変え、歩いているようなアニメーション効果を得ることができます。
4. プレイヤーがジャンプして着地する
- 1つ目と2つ目のメガネの左側にあるまたはの真下をタップすると、プレイヤーはに変わり、2マス分だけ上に移動する。
- 3つ目のメガネにより、は1マス分だけ下方向に移動する。
※このメガネだけだと、は下方向に落下し続けてしまいますので、次に説明するメガネを追加します。 - 4つ目のメガネにより、が落下して1マス下がまで落下したら、に変わり、「3. プレイヤーが歩くアニメーション」が実行される。
※このメガネにより、落下し続けるがの真上まで落下するとに変わるので、より下には落下しなくなります。
5. 大砲の下に発射玉
大砲の下に赤い発射玉を置き、ゲームプレイヤーから赤い発射玉が見えないようにしてある。
6. 火の玉が発射される仕組み
4つのメガネの左側は、全て赤い発射玉が置かれている。そのうちの3つのメガネは、右側にも同じ位置に赤い発射玉が置かれているので、大砲の下にある赤い発射玉は何の変化もしない。しかし、4つ目のメガネの左側だけ、同じ位置に青い玉、1マス左側に火の玉が置かれている。
つまり、1/4の確率で赤い発射玉は、同じ位置に青い玉と火の玉に変わる。
- 1つ目のメガネは、先ほど説明した赤い発射玉が、青い玉に変わり、1マス左側に火の玉が現れる。
- 2つ目と3つ目のメガネで青い玉は、黄色い玉に変わり、赤い発射玉に戻る。
- 4つ目のメガネで、火の玉は左方向に移動し続ける。
7. プレイヤーの当たり判定
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- 1つ目と2つ目のメガネで、プレイヤーまたはが火の玉にぶつかると、に変わり左側に90度倒れる。
※キャラクターを回転せたいときは、画面右側の回転ボタンををタップしてから、回転させたいキャラクターをタップして回転させて下さい。 - 3つ目のメガネでは、防御態勢のプレイヤーと火の玉がぶつかったときも、に変わり左側に90度倒れる。
- 1つ目と2つ目のメガネで、プレイヤーまたはが火の玉にぶつかると、に変わり左側に90度倒れる。
※このメガネは、防御が遅れて火の玉にぶつかってしまったときに稼働します。
8. プレイヤーが火の玉を防御する
- 1つ目と2つ目のメガネで、プレイヤーまたはの左側(プレイヤーの背後)をタップすると、防御態勢のプレイヤーに変わる。その際にも鳴る。
- 3つ目のメガネでは、防御態勢のプレイヤーは自動的に戻る。
- 4つ目のメガネでは、防御態勢のプレイヤーのときに、プレイヤーの1マス右(盾の右側)に火の玉が移動して来たら、火の玉だけに変わる。その際にも鳴る。
- 5つ目のメガネでは、が自動的に消える。
アニメーション、ゲーム、デジタルえほんなどが作れるビジュアルプログラミング言語です。左側のメガネの条件が成立したら(もし~なら)、右側のメガネの状態になる(~する)というメガネの仕組みを使った、ルールベースのプログラミング言語です。こちらのページからインストールすることができます。