ScratchJr(スクラッチ・ジュニア)「UFOキャッチャーゲーム」作り方説明動画

KIDSPRO

UFOキャッチャーゲームを5~7歳向けのScratchJr(スクラッチ・ジュニア)で作りました。
ゲームの内容
  • ゲームスタートすると、UFOキャッチャーのアームと左矢印のキャラクターが表示されます。
  • 左矢印キャラクターをタップすると、アームが左方向に動き出し画面左下に賞品のペンギンと魚が現れます。
  • その後、下矢印キャラクターが表示されるのでこれをタップするとアームは下方向に移動し、ストップボタン用の丸いキャラクターが現れます。
  • この丸をタップすると、アームが物を掴む状態になるので、良いタイミングでタップすればペンギンと魚をゲット出来ます。

ScratchJr(スクラッチ・ジュニア)「UFOキャッチャーゲーム」作り方説明動画

プログラミング について

UFOキャッチャーでは、アームが左移動→停止→下移動しなければなりません。左矢印キャラクターのタップによりアームを左方向に動かすには、メッセージを送りメッセージを受け取ったアームを左方向に動かすだけで良いのですが、下矢印キャラクターをタップした時は、まず左方向に移動してるアームを停止させなければいけません。そのため、メッセージを受け取った後に、「スクリプトを停止する」ブロックを使ってアームのスクリプトを停止させてから、下方向にアームを移動させています。

また、アームが物を掴むように見せるため、何かを掴んでいる状態のアームキャラクターと手が開いている状態のアームキャラクターの2つを作りました。「消す」「見せる」ブロックを使い、手が開いている状態のアームから掴んでいる状態のアームを表示させれば、アームが何かを掴むように見せることができ、逆に表示させれば何かをリリースしているように見せることができます。スクラッチ・ジュニアの場合、「キャラクターに行く」いうブロックはないので、2つのキャラクターは表示しているかいないかの違い以外のスクリプトは同じにして、常に同じ場所に移動するようにしました。

ScratchJr(スクラッチジュニア)とは?

5~7歳の子供向けに開発された、自由に対話型の物語やゲームを創造するための入門用プログラミング言語です。スクラッチジュニアのホームページ:https://www.scratchjr.org/よりアプリを無料でダウンロードできます。